2025年9月13日(土)、シンクロア株式会社は、株式会社リバネス主催の「ディープテックグランプリ 2025」にて、最優秀賞および京セラ賞を受賞いたしました。
本イベントは、「未解決の課題(ディープイシュー)を科学技術の集合体(ディープテッ
ク)で解決する」をコンセプトに展開され、国内外335チームが応募の中から、選抜され
た12チームがファイナリストとして登壇。テクノロジーを活用した社会課題解決への想
いと基盤技術開発の可能性を熱くプレゼンテーションしました。
シンクロア株式会社は、代表取締役の綾部華織が、「全世界の製造現場に真のDX化を提
供できる光学技術」をテーマに発表を行いました。弊社が開発する位相偏光技術
「PHASERAY®」 は、「見たいものは可視化し、不要なものは不可視化」することを可
能とする独自のハードウエア技術です。従来必要だった高度な画像処理の工数を大幅に削
減し、リアルかつ鮮明な生画像を提供できることから、製造現場をはじめとする幅広い産
業分野での応用が期待されています。技術開発に7年以上を費やしてきた挑戦と、今まさ
に画像認識AIや産業DXに不可欠なタイミングでの社会実装可能性が高く評価され、審査
員満場一致で最優秀賞に選出いただきました。
PHASERAY®※は、シンクロア社の登録商標です。
今後も、シンクロアは国内外の各企業様との連携を推し進め、弊社技術の更なる深化と、
社会課題の解決を通じた価値創造に挑戦してまいります。
【シンクロア 代表取締役CEO 綾部華織 受賞コメント】
2011年創業し、「外科手術撮像データのハレーション問題」がきっかけで、
PHASERAY®が生まれました。開発7年、マーケティング3年という長い間下積みをし
てまいりましたが、ようやく認知して頂ける時が来たのだと、実感しております。これか
らも世界のモノづくり現場で役立つ製品を生み出せるよう精進して参ります。

(右)弊社代表 綾部と(左)京セラ(株) 研究開発本部 先進技術研究所長 船津様

(中央)弊社代表 綾部と審査員の皆様